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Posted by たまりば運営事務局. at

わくわく森林体験@檜原村フジの森(前編)

先週土曜は、東京都で唯一の村、檜原(ひのはら)村で
「多摩みどりクラブ」のイベントを開催!


リビング多摩が
地元の自然を守るために
2008年に始めた「多摩みどりクラブ」のイベントも今回で15回目。
大人10人と、小学生10人が参加してくれました。


会場の自然体験施設「フジの森」へは、
武蔵五日市駅からバスで40分の道のり。
この日は、紅葉の見ごろとあって、電車もバスも
早朝から人がいっぱい。
知らないところで人は動いてるんだなぁ、と妙に感心しました。


さて、バスを降りたら、山の中は空気がピリッとするくらい
ひんやりとしていい感じ。
小川のせせらぎを見つつ、会場へてくてく。





到着!




最初は室内で、
東京都森林組合とNPO法人フジの森のスタッフから、
森についてのお話し。



「この森の隠しカメラに写った動物たち。シカ、リス、ハクビシン、
タヌキ、サル、ムササビ、それに、熊が写ってたこともあるんだよ~!」


そして、ちょっと子どもたちには難しかったですが、
人工林である東京の森の木を、
木材として立派に育てたり、土砂崩れなどの災害から生活を守るためには、
スギやヒノキの「間伐」や「枝打ち」が必要なんだ、というお話しもありました。


外に飛び出して体を動かしたい子どもたちは、うずうず。
いよいよ、森に入って、枝打ちの見学&体験です。


これが枝打ち!



あっと間に高いところに上っていった職人さんたちに、
「すごいすごい」と歓声。
こうやって枝を落とすことで、地面まで日光が届いて、
木も下草も育つのだそうです。

子どもたちは、上から切り落とされてくるスギの枝を拾おうと、
群がっていました。


枝打ち見学の次は、参加者の出番。
間伐で倒された木の枝をノコギリで切って、
午後のクリスマスリースづくりに使います。



道具を渡された子どもたちは、
一心不乱に枝を切る。切る。切る。


大人は大木にチャレンジ。切れない、切れない。ひー。



「もっと切りたい」「もう落とす枝がない」と働き者の子どもたちに
「ピザの時間だよ~」の声がかかります。


この「フジの森」には、まき窯があり、
朝からあたためておいてくれた窯は、いつでもピザを入れてOKの状態。





それぞれの家族が、生地を伸ばし、
檜原村名産の舞茸やその他具材をトッピング。





焼き上がりは…





大成功!


午後の部は明日に続く(編集部・カサイ)。  


  • Posted by リビング多摩編集部. at 2010年12月01日12:22

    山の天気は変わりやすい…「山歩き講座」レポートその2

    「山歩き講座」レポートの続きです…。


    さっきまであんなに快晴だったのに。

    昼食休憩後、10分ほどで高水山の山頂に到着ですが、この集合写真にもすでにイヤ~な感じの黒い雲が写っています。


    そして、次に目指す高水三山の2山目<岩茸石山>に向けて歩き出すと
    いきなりの雨・風。
    ここからは尾根歩きが続くので、風がもろに体に当たり、こごえそうに…。
    太田せんせい、寒いよ~。怖いよ~。(←大げさ)
    ワタシにとっては初体験の山の嵐です。

    1週間前に座学をやったときに、太田さんから「必ず雨具をもってくるように」と言われていたのですが、お店で見たら、お値段がめちゃくちゃ高くて躊躇したワタシ。結局、買わずに、会社の同僚から借りて持っていったのが正解でした。

    これが、雨の装備をして歩く…の図です。


    ようやく、岩茸石山の山頂に到着。


    本来の予定であれば、ここから惣岳山に入り、御嶽駅に下りるというコースでしたが、太田さんはここで、「引き返す」と決断。雲の動きなどをみるとこの天候がまだしばらく続きそうだということ、惣岳山から御嶽に下りるルートのほうが体力的にはきついというのがその理由でした。


    一行、いま来た道を引き返します。
    しかし下りは上りよりもキツいのだ。そんなことも改めて実感しつつ、足元に注意しながら(すべらないように)、健脚のみなさんから遅れをとらないようにソロソロと下りていくワタシ。

    ……そして、さっきお昼を食べた常福院まで戻ってきたら、天候は回復していました。
    よかった~。助かった~。(←大げさ)

    ここの東屋で、太田せんせいのミニ講座がありました。
    まずはコンパスの使い方。シルバコンパスというのを使ったんですが、コンパスって「北」の方角が分かるだけではないんですね。意外に見方が難しくて、四苦八苦してしまいました。

    さらに山歩きに必要な装備について。
    太田さんのリュックはまるで“ドラえもんのポケット”みたい。救急用品からロープまで、次から次へといろんな装備が出てきます。その1つ1つを説明してくれて、とても勉強になりました。



    これは「ツェルト」。1枚の布状になった簡易テントです。この写真の黄色い布の中には実は2人の女性が入っているのですが、中はけっこう暖かいんですって。イザというとき役に立つ道具だそうです。

    余談ですが、先日、「K2」という芝居(K2で遭難した山男二人の心理劇。SMAP草なぎくんと堤真一さん共演)を見たのですが、その中に「ツェルト」が出てきました。「あーこれ、太田さんが見せてくれたやつだ!」とすっかりうれしくなりました。

    そして、予定通り16:30に、JR軍畑駅に帰着。

    ワタシにとってのほぼ初体験トレッキングはこうして幕を閉じました。
    「とつぜんの風雨に見舞われたけれど、いろんな装備の体験ができてよかった!」と参加者のみなさん。自然の脅威の一端に触れることができたのも、よい経験になりました。

    太田せんせい、本当にありがとうございました。
    そして参加者のみなさんもお疲れさまでした。

    リビング多摩では、これからも「山歩き」イベントを開催したいと思っています。次は春…かな。お楽しみに。


    …さてさて、さらに余談。

    ワタシの体はどうなったかといいますと、家に帰りついたころから、かつて経験したことのない筋肉痛(鈍痛で、おもーい感じ)に見舞われました。山歩き当日の夜、なんと<接待>があったのですが、この筋肉痛の足で“お座敷”は無理な話でした。
    ハイ、むちゃくちゃつらかったです。
    そしてその痛みは翌々日まで続きました。




      


  • Posted by リビング多摩編集部. at 2010年12月01日09:00

    高水三山へ~「山歩き講座」レポートその1

    すっかり報告が遅くなってしまいました。

    11月18日(木)、リビング多摩主催
    「山歩き入門講座~NEXT高尾山」
    の実習が奥多摩の高水三山で行われました。
    参加者は、30代~60代と幅広い世代の女性5名、70代(!)の男性2名、それに引率(?)者として、リビング多摩から私・イシカワ。講師は、山岳ガイドで「歩きにすと倶楽部」主宰の太田昭彦さんです。

    前日は冷たーい雨が降っていたのですが、この日は朝から晴れ。(日ごろの行いがよかったのですね~)
    9:00にJR青梅線の軍畑駅に集合、太田さんの指導でかんたんな準備運動をして、いざ出発です。まず目指すは、高水山!


    (この空の青さを見て!)

    ここでも何回も書いてますが、ワタシ、山歩きは超初心者なんです。でも、今回の講座の主催側だし、一応スタッフとして参加しているわけだし…で、みなさんのしんがりをつとめることに。

    太田さんは「ゆっくりでいいので、おしゃべりができるくらいの余裕のあるペースで」とおっしゃる。
    でも、参加者のみなさんは、「NEXT高尾山」だけに、高尾山歩きはもう卒業してるというレベル。
    みなさんにはゆっくりのペースだったかもしれないのですが、しんがりのワタシが“自分のペース”で歩くと本隊にどんどん遅れをとってしまうのです。
    結果、おしゃべりを楽しむ余裕はなく、けっこう必死な感じでついてゆきました。



    針葉樹の森の中を進んでいきます。

    そして、途中途中で休憩をこまめにとって、太田せんせいのレクチャーが。



    山でのバテない歩き方とか、スティックの上手な使い方とか、下りの歩き方とか…。実践的で分かりやすくて、非常にタメになるお話がたくさん聞けました。

    高水山は頂上に向かうにつれて広葉樹林が広がっています(と25000分の1の地図に出ています)。つまり歩いていて、赤や黄色の落ち葉が見え始めたら、頂上が近い、という合図なんですって。自然のこと、森のなりたち…。今まであまり考えていなかったけれど、こういう話は面白いですね。

    そして見事な紅葉!



    11:00過ぎに頂上近くにあるお寺(常福院)に到着し、ここでお弁当タイム。
    美しい紅葉をめでながら、みなさんと「天気に恵まれてよかったですねー」とおしゃべりしながら休憩し、午後もこのまま順調に山歩きが続く…と思われたのですが。

    山を甘くみてはいけなかった!

    このあと、リビング隊が遭遇した事態とは?

    (続く…)






      


  • Posted by リビング多摩編集部. at 2010年12月01日08:00