日が落ちるのが早くなってきました。
最近は、節電で街が暗くなっているので、よけいに暗く感じます。
先日、上司を交通事故で亡くした友人が、節電で街灯が点かない危険性について
呼びかけてほしいと、mixiにこんなトピックを立てました。
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今月の始め、上司が交通事故で他界しました。
朝、普通に会話していた上司は夜に事故に遭い、意識不明で救急病院に運ばれ、
数時間後に他界しました。51歳でした。
「惜しい人を無くした」と商談する先々で言われます。
その中で「あの辺りは節電で街灯が点かず暗いからね…」と事故現場の地理に
詳しい方が言ったのを聞いたとき「節電されていなかったら上司は死なずに
済んだのかもしれない…」と思い、居ても立ってもいられなくなりました。
娘の習い事の先生も「最近は節電で辺りが暗いからもう少し早い時間にできない？」
と言っていたことを思い出しました。
自転車で夜、歩道を走っていても暗くて怖いと感じたこともありました。
早速、議員の方に相談したのですが「どの場所を明るくしてほしいか
具体的なことでなければ対応できない」と言われました。
一瞬、「では娘の習い事の辺りを…」とも思いましたが、自分の娘さえよければ
それでいいのかと思い直し、「そうではなく、節電は大切だと認識しているけれど
人の命はそれ以上に大切なのではないか」と話しました。
途中、感情が込み上げてきてしまい涙声になってしまったせいか、先方も
「わかりました議会で話してみます。」と言って下さいました。
年齢も年齢ですし、葬儀に参列する回数も増えてしまいました。
しかし今回ほど人の命の呆気なさを感じたことはありませんでした。
今だに上司の死を受け入れることができません。
上司はお酒を飲んで、信号無視をして横断歩道を渡り事故に遭いました。
日頃、信号無視をするような人ではなかったので“魔が差した”のだと思います。
ご自宅の近くだったので気持ちも緩んでいたのかもしれません。
それでも“節電されていなかったら、上司は死ななくて済んだかもしれない”
と思えてなりません。
加害者も気の毒だと思います。明るければ気付けたのかもしれません。
上司と一緒だった人は憔悴しきっています。
節電は大切です。しかし街灯も大切です。人の安全、命を守るものだからです。
こんな当たり前のことに上司の死を持って気付いた自分が情けないと思いますが、
こんな事故は２度と起きてほしくありません。
皆さんにお願いします。これから益々、暗くなる時間が早くなります。
習い事などで帰宅が遅くなるお子さんや、お酒を飲んで帰宅されるご主人や
ご家族の方々もいらっしゃると思います。
今一度、“節電で街が暗くなっている”ことに注意を向けて下さい。
運転する側としても気をつけて下さい。
そして機会の場があれば節電で街灯が点かない危険性について呼びかけて
いただけないでしょうか。
どうぞよろしくお願いします。
そして皆さん自身も充分気をつけて下さい。
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ということで、みなさんも、ご協力をお願いします。
編集部・大池でした。
