19日、立川のシネマシティ2で行われた、バレエとバイオリンの共演を
映像でとらえた「COLD SLEEP」上映会を観に行ってきました。

「COLD SLEEP」はデビュー10周年を記念して、
バイオリニスト・川井郁子さんがロシアバレエ界の至宝、ファルフ・ルジマトフと
昨年10月に新国立劇場で初共演したステージ映像で、人類創世記を思い起こさせる
「音楽舞台」です。
ルジマトフさんは、その高度な技術と表現力の豊かさ、そしてその風貌も含めて
カリスマ性さえ感じるほど。
川井さんは、バイオリンの演奏のみならず、ルジマトフさんと絡み合いながら
女優としての顔もみせてくれました。
延べ12台のハイビジョンカメラで、天井をはじめ、あらゆる角度からとらえた
ダイナミックな映像は、ふたりの表情や息遣いまで伝わってくるようで
生の舞台とは、また別の魅力がありました。
そして、音響の良いシネマシティ2で聴くサウンドの素晴らしさ!
これもまた特筆モノでした。
上映会に先立ち、川井さんのミニコンサートがあり、バッハの無伴奏パルティータと
震災後、演奏する機会が増えたというアメージング・グレースを聴かせていただきました。
また、インタビューでは、舞台でのエピソードも聞かせていただきました。
最近は、さまざまな分野で異ジャンルとのコラボレーションが行われていますが、
いままでにないバレエとバイオリンのコラボはとても新鮮!
楽しかったです
おおいけ