「明治大学マンドリン倶楽部」の演奏会に行ってしまいました。
マンドリンも古賀先生も馴染みがなく、行く前は少々不安だったのですが
さすが、今年創立90周年を誇る「明治大学マンドリン倶楽部」!
その演奏は、これまでの自分の持っていたマンドリンのイメージをみごとに覆してくれました。
これまでマンドリンには、どこか物悲しいイメージを持っていたのですが、それはマンドリンの一面にすぎませんでした。
時に力強く、時に軽やかに変幻自在で、バイオリンにひけをとりません。
第一部は「トルコ行進曲」「G線上のアリア」「アルルの女~ファランドール」。
力強くメリハリの利いた演奏も見事なら、打楽器とのコンビネーションも素晴らしく、まったく新しい世界をのぞき見た気がしました。
第二部は古賀政男さんの作品の数々が披露されました。
古賀メロディーというと古いイメージがありましたが、古いんじゃなくて、いつの時代にも通用するメロディーなんだなと思いました。
また「マンドリンファンタジー」と題された第三部は、おなじみのスタンダードナンバーの数々。
約2時間、マンドリンのすばらしい世界を堪能しました。
編集部・おおいけ