森下洋子さんの舞踊歴60周年記念公演
「白毛女」が、渋谷のオーチャードホールで開催され、
先日、同級生仲間で観に行ってきました。
舞台は1913年の中国。人間の尊厳と輝きを失わず、
時代の「負」を凛として生き抜く美しい乙女の物語です。
いつもの華やかな衣装とは違う、古ぼけた粗末な衣装もまた新鮮。
軽やかだけど迫力ある森下さんのバレエと、
息をのむ迫真の演技力に吸い込まれ、しばし虚脱状態…。
小柄で華奢な彼女のどこから、
この驚異的なパワーが湧いてくるのか不思議でなりません。
60年目にしてまた同世代の私たちに新たな感動を与えてくれました。
終演後は、森下さんを囲んで同級生で記念撮影。
体にはくれぐれも気をつけて、いつまでもステキな踊りを見せてね!
と約束して帰ってきました。(編集部・岩田)