全国には、さまざまな地方検定がありますよね。
先日、母がぶつぶついいながら本を読んでいたので
何ごとかと覗き込んでみると
「多摩・武蔵野検定」、通称・タマケンの問題集でした。
ご存知の人も多いかと思いますが、
タマケンは、
「学術・文化・産業ネットワーク多摩」主催の地域検定。
多摩・武蔵野が大好き! といえる人を
一人でも多く育てるための検定試験のことです。
どういういきさつか
母もタマケンを受けるらしく、
「全然わかんない!」と悪戦苦闘中でした。
私も気になってさっそくホームページを覗いてみました。
検定級はマスター1級~4級と、小・中学生対象のジュニア検定があるそう。
マスター1級~3級までは、多摩地域全体の自然・歴史・産業・文化などが出題範囲。
自宅のパソコンを使ってウェブでの受検もできるとのことでした。
いきなり多摩地域全体の知識を試されるのはちょっと・・・
という人には「マスター4級」がおすすめ。
自分が住んでいるまち、関心のある自治体に合わせて選べる検定です。
現在は
稲城市、青梅市、小金井市、立川市、 多摩市、八王子市、
羽村市、日野市、福生市、町田市、武蔵野市、府中市の12市から選べます。
今度、マスター4級の立川市を受ける予定の母。
持っていた問題集は「2級・3級」と書いてありました。
それは難しいはずだ。
まったくといっていいほどパソコンが使えない母に
「お願い! 先に受けてみて!」と懇願され
ダメもとで受けてみることに。
出題形式は2~3択。
4級とはいえ、内容も幅広く
うーんと考えさせられる問題やひっかけ問題もあり
途中で考え込む場面がしばしば。
試験時間の60分があっという間でした。
長く立川に住んでいても知らないことの方が多いんだなと
あらためて感じました。
検定が終了すると、すぐに合否がわかります。
結果はなんとか合格!!
軽い気持ちで挑戦したものの
やっぱり合格するとうれしいものですね♪
ちょっぴり学生気分~
達成感と充実感ありです。
合格すると合格証書ももらえます。
さらに、多摩地域にある施設の入場料などが割り引きになる合格特典も。
知っているようで知らなかった、まちの歴史や文化。
地元の魅力を再発見するきっかけにもなる検定ですね。
家族でわいわい出題しあうのも楽しそう。
もっと自分の住んでいる市が、多摩がもっと好きになるはず。
一度チャレンジしてみては?
「知のミュージアム 多摩・武蔵野検定」
http://tamakentei.jp/
編集部 しみず