スクエアダンスは、アメリカのフォークダンスの一種で、基本的に男女のカップルが4組、つまり8人で1セットという単位を作って四角い隊形から踊り始めます。
他のダンスとの違いは、ダンサーに動きの動きの指示(この指示をコールという)を出す「コーラー」の存在です。
カントリー&ウエスタンの音楽で踊るダンサーは、コーラーの指示(コール)で、動いたり、振り向いたり、回ったりして最終的にもとのポジションに戻ってきます。
つまりダンサーは、あらかじめ踊りの順番を覚えておく必要がないのです。
そのかわり、あらかじめ約50種の動きをマスターしておく必要があります。
これが、「スクエアダンス」のいちばんたいへんなところです。
そして、コーラーの指示でサッと動かなければなりません。
ちょうど「赤あげて、白あげて」の「旗揚げゲーム」みたいな感じです。
でも、一度50種の動きをマスターしてしまえば、アメリカはもちろん、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アジアではフィリピンや台湾、中国などでも踊られている国際的なダンスなので、世界の人と踊れるのだそうでうです。
先日、知り合いの紹介で、都内のスクエアダンスクラブを見学してきました。
パーティーみたいな雰囲気で、みなさんとても楽しそうでした。

多摩にもスクエアダンスのクラブはあるのかなと思って探してみたら、八王子、稲城、東村山などにクラブがあるようです。
スクエアダンス人口は、日本全国で1万5000人くらいだそうです。
ちょっと変わったダンスをやりたい人は、チャレンジしてみてはいかがですか?
編集部・おおいけ