イシカワです。
この土・日は、地元イベント三昧でした。
仕事なんだかプライベートなんだか、もう分からない感じ。
23日(土)
隣人祭り
くにたちコミュニティビジネスシンポジウム
24日(日)
国立シンフォニカー創立記念コンサート@一橋大学兼松講堂
「国立シンフォニカー」について、少し説明しておくと…。
一橋大学創立135周年、国立移転80周年を記念してつくられた、兼松講堂を拠点に活動するプロオーケストラとして創設されたのが「国立シンフォニカー」。常任指揮者は、同大卒業生の宮城敬雄さん(この方、50歳にして指揮の勉強を始め、現在では世界を舞台に活躍中という異色の経歴の持ち主です)。
くにたち市民歴10数年のワタシですが、兼松講堂に入ったのは初めて。
一橋大学のホームページによれば、1927年(昭和2年)8月に創建されたロマネスク様式の建物で、平成12年には国の登録有形文化財に選ばれたとか。雰囲気のある素晴らしいホールです。
演奏曲目は
ブラームス「大学祝典」序曲
シューマンピアノ協奏曲イ短調
ブラームス交響曲第1番ハ短調
まさに、大学のレジデントコンサートにふさわしいラインナップ!
シューマンのピアノコンチェルトを演奏したのは、ドイツ人ピアニストのオリビエ・トリエンドル氏。かなり迫力のあるシューマンでしたが、熱情ほとばしるいい演奏でした。
そして、オリビエ氏がアンコールに演奏したのが、
ショパンの「英雄ポロネーズ」。
実は、終戦1年前の1944年10月、一橋大学の学徒動員出陣式がこの兼松講堂で行われ、そのときに「原智恵子さん」というピアニストが弾いたのがこの曲だったのだそうです。
そのエピソードの紹介の後に聴いた「英雄ポロネーズ」。思わず涙がこぼれてしまいました。